プロテインは人工甘味料あり・なしでどう違う?味・成分・コスパを徹底比較!
【プロテイン選びの真実】人工甘味料あり・なしの違いを徹底比較!
プロテインを日常的に摂取している方なら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。「人工甘味料入りのプロテインって、なんでこんなにおいしいの?」と。
私自身、人工甘味料入りのプロテインと、無添加(人工甘味料不使用)のプロテインを両方飲み比べた経験があります。そのときに痛感したのが、人工甘味料の存在は、味に対して圧倒的な影響力を持っているということです。
■ 人工甘味料入りプロテインの魅力:とにかく“おいしい”!
人工甘味料を使っているプロテインの一番のメリットは、なんといってもそのおいしさです。
チョコレート、バニラ、ストロベリー、抹茶など、味のバリエーションも豊富で、甘みもしっかりしているため、まるでデザート感覚で飲むことができます。中には「これはもうスイーツでは?」と思ってしまうほどおいしい製品もあります。
この「味のおいしさ」があることで、プロテインを飲むことが習慣化しやすくなるというのは、意外と大きなメリットです。プロテインは基本的に継続することが重要なので、「飲みやすさ」は継続性に直結します。
■ ただしデメリットも:たんぱく質含有量が低め
ただし、人工甘味料入りのプロテインには隠れたデメリットもあります。
それは、たんぱく質の含有量がやや少なくなる傾向があるという点です。
実際にパッケージを見比べてみると、人工甘味料入りの製品は、たんぱく質含有率が73〜75%程度にとどまることが多く、無添加タイプに比べて若干少なめです。
なぜこのような差が出るのかというと、人工甘味料に加えて、香料や乳化剤、甘味の調整のための成分が多く配合されているからです。これらの副材料が入ることで、たんぱく質以外の成分比率が高くなり、その分たんぱく質の割合が下がってしまいます。
■ 無添加プロテインの魅力:高たんぱく&コスパ良好
一方で、人工甘味料を使用していないプロテイン、いわゆる無添加プロテインにも大きな魅力があります。
まず注目したいのは、たんぱく質含有量が高いという点です。
多くの無添加プロテインは、80%以上のたんぱく質を含有しており、1回の摂取で効率よくたんぱく質を補給できます。
さらに、無駄な添加物が少ないため、コスパが良くなるというのも大きなポイント。価格あたりのたんぱく質含有量で見れば、無添加の方が“得”であるケースが多いです。
■ 味はどうなのか?正直、飲みにくい…
ただし、正直に言うと、無添加プロテインは「おいしい!」とはなかなか言い難い味です。
現代の私たちは、普段から味の濃い食事や甘い飲み物に慣れてしまっています。そんな中で、無添加のプロテインを初めて飲むと、「味が薄すぎる」「粉っぽくて飲みにくい」と感じてしまう人も多いはずです。
私自身も、最初は「これはちょっと続けられないかも…」と思ったほどでした。
しかし、慣れてくると次第に気にならなくなり、「健康的で無駄がない味」として受け入れられるようになります。むしろ、人工甘味料の甘さに飽きてしまう人にはおすすめです。
■ 結局どっちがいいの?目的と好みに応じて選ぼう
人工甘味料入りのプロテインも、無添加のプロテインも、それぞれにメリット・デメリットがあります。
| 比較項目 | 人工甘味料入り | 無添加(人工甘味料なし) |
|---|---|---|
| 味の美味しさ | ◎ 甘くて飲みやすい | △ 薄味で慣れるまで時間がかかる |
| 継続しやすさ | ◎ 毎日でも苦にならない | △ 味に好みが分かれる |
| たんぱく質含有量 | △ 約73〜75%程度 | ◎ 約80%以上と高含有 |
| 価格・コスパ | △ やや割高な場合あり | ◎ 成分がシンプルな分お得 |
要するに、あなたの目的とライフスタイルによって選び方が変わってきます。
- おいしさ重視 → 人工甘味料入りで継続しやすいもの
- 成分・コスパ重視 → 無添加プロテインを選んで効率よく補給
また、気分や運動強度によって使い分けるというのも一つの手です。
たとえば、トレーニング直後のリカバリーには人工甘味料入りで飲みやすいものを選び、朝食代わりには無添加プロテインで栄養重視、というように使い分けてみてはいかがでしょうか?
■ まとめ:人工甘味料の偉大さは本物。でも、自分に合う選択を
人工甘味料は確かに味においては「偉大な力」を持っています。しかし、それが全ての人にとってベストとは限りません。
毎日飲み続けるプロテインだからこそ、継続できること・納得できる品質・自分の体との相性を大切に選ぶべきだと思います。
プロテイン選びは、単なる「味」だけでなく、「成分」「コスパ」「目的意識」など、複合的に考えることが重要です。
あなたにとってベストなプロテインが見つかり、健康的な体作りに役立つことを願っています。



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