元本割れなしの国債
個人向け国債の大きな魅力は利息ではありません。利息であれば、ほかの債券だったり、米国債でもいいと思います。個人向け国債の一番の魅力は、元本割れなしの国債になります。通常国債は、購入したときの利息によって今後の利息が決まります。これは個人向け国債でも変わりません。（個人向け国債10年以外）
銀行が社債や国債を購入して、含み損が発生する場合があります。最近だと農林中央金庫の2兆円の損切りが大きな話題になりました。比較的安全といわれる社債、国債ですら含み損が発生し、バランスシートを毀損する可能性が高くなります。日銀ですらそうです。日本政府から日銀へと日本国債を買ってもらっているのですが、利上げがあるとバランスシート上では、巨額の含み損が発生します。
このように、普通の債券では債券が暴落してしまうと元本割れがあるためリスクが利上げ局面だと非常にリスクが高くなります。しかし、個人向け国債では、元本割れなしになるので安定して運用することができます。私が好きな3年物、5年物に関しては早期に償還がくるのである程度の利息が目に見えてわかります。
資産の大部分を株にしている私は元本割れなしの利回り1％の商品があるのであれば積み立てして投資していければいいと思います。ぜひ、毛嫌いせずに触ってみましょう。
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