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マンションを投資目的で購入するときの注意点

マンションを投資目的で購入するときの注意点

🏢マンション投資で注意すべき「修繕積立金」の落とし穴

マンションを投資目的で購入する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
その中でも特に気をつけたいのが、前所有者が支払っていない修繕積立金を引き継ぐ可能性があるという点です。

マンションでは、将来的な大規模修繕に備えて「修繕積立金」を毎月支払う仕組みがあります。
これは購入後も継続して支払いが必要なもので、一戸建てとは大きく異なる特徴です。
マンションは区分所有のため、入居者一人ひとりが少しずつお金を出し合い、建物全体の修繕費を積み立てていく形になります。

ここで注意しなければならないのは、前の入居者が未納だった修繕積立金を新しい所有者が支払う義務があるということです。
たとえ「知らなかった」と言っても免除されることはありません。
マンションを購入する際は、管理組合に未納金の有無を必ず確認することが大切です。

最近では、マンション価格がここ3年ほどで急上昇しています。
1億円を超える物件も珍しくなく、特に東京都内ではそれが「普通」になりつつあります。
この流れに焦って「自分も買わなきゃ」と勢いで投資を始めると、思わぬ出費に苦しむことになります。
結果的に高い“勉強代”を払うことにもなりかねません。

マンション投資は長期的な資産形成には有効な手段ですが、リスクを理解していないと損をします。
まずは管理費・修繕積立金・固定資産税など、保有コストをしっかり試算した上で購入判断を行うことが大切です。

投資を始める前に、自分の資金力とリスク許容度を明確にし、冷静に判断していきましょう。

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