JCBカードで投資信託の積立はお得なのか?【最大12,000円分のポイント獲得も】
JCBカードで投資信託の積立はお得なのか?【最大12,000円分のポイント獲得も】
近年、クレジットカードを活用した投資信託の積立が注目を集めています。なかでも、「SBI証券 × JCBカード」の組み合わせは、還元率の高さから多くの投資家に選ばれています。この記事では、JCBカードを活用した積立投資のメリット・デメリットや、どんな人におすすめなのかを徹底解説します。
JCBカードの積立とは?基本概要
JCBカードを活用した積立とは、SBI証券が提供している「クレカ積立」サービスをJCBカードで行うことを指します。毎月の投資信託の購入金額を、JCBブランドのクレジットカードで支払うことで、ポイント還元を受けられるという仕組みです。
■ 積立条件の概要(2025年時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応証券口座 | SBI証券 |
| 対応カードブランド | JCB(対象はJCBオリジナルシリーズ/発行会社により条件異なる) |
| 積立上限金額 | 月5万円まで(年間60万円) |
| 還元率(通常) | 最大1%(カードグレードによって異なる) |
| ポイント種類 | Oki Dokiポイント(JCB独自) |
| ポイント価値 | 1ポイント ≒ 5円相当(使い方により変動) |
年間最大12,000円相当のポイント還元
JCBゴールドカード以上を保有している場合、月5万円の積立で1%還元(毎月50ポイント)=年間600ポイントが付与されます。この600ポイントは、1ポイントあたり約5円の価値があるため、年間で最大12,000円相当のポイントが貯まる計算になります。
たとえば:
- 月5万円 × 12か月=60万円の積立
- 1%還元=600ポイント
- 600ポイント × 5円相当=12,000円分
このように、投資信託という本来ポイントのつかない取引に対して、実質的なキャッシュバックを得られる仕組みができあがります。
JCBクレジット積立のメリット
① 実質的にリスクの少ないポイント収入
ポイントの還元は、投資信託の価格変動に関係なく必ず受け取れる固定リターンになります。これは、実質的に「無リスクで年利2%相当のリターンが得られる」とも言える構造です。
たとえば、通常の銀行預金では金利は0.001%程度。一方、JCB積立では年間12,000円分のポイント還元が受けられるため、資産形成のスタートとしては非常に有利です。
② 決済が自動化されて楽
一度設定すれば、毎月自動的に投資信託が買い付けされ、クレジットカードの利用明細に反映されます。銀行口座からの自動引き落としと違い、ポイントが貯まる上に、支払いの柔軟性もあるのが魅力です。
③ 積立投資との相性が非常に良い
積立投資は、「ドルコスト平均法」によって高値づかみを防ぎ、長期的な資産形成に向いている投資手法です。この積立投資とクレジットカードの決済を組み合わせることで、堅実かつお得な投資環境を作ることができます。
JCB積立のデメリットや注意点
一方で、いくつか注意しておくべきポイントも存在します。
① 対象ファンドに制限あり
すべての投資信託がクレカ積立に対応しているわけではありません。SBI証券が定める「クレカ積立対象ファンド」から選ぶ必要があるため、自分が投資したいファンドが対応していない可能性もあります。
② 支払いは翌月一括のみ、リボ払い不可
クレジットカードを使うとはいえ、リボ払いや分割払いは使えません。翌月にしっかり5万円を支払える資金管理が前提となります。収支のバランスが崩れないよう、事前にシミュレーションを行いましょう。
③ JCBオリジナルシリーズ以外は対象外
JCBブランドであっても、発行会社やカードの種類によってはSBI証券との積立に使えない場合があります。カード発行元の公式サイトや、SBI証券のサポートページで確認してから申し込みましょう。
JCBカード積立はどんな人に向いているか?
JCBカードを使った積立投資は、以下のような方に特におすすめです。
- 毎月の決済額が5万円以上ある人(クレカ枠に余裕がある)
- 長期的に積立投資を続けたい初心者〜中級者
- ポイントを貯めるのが好きな人、JCB派の人
- 預金よりも利回りの良い手段を探している人
- SBI証券に口座を持っている、またはこれから開設予定の人
逆に、「JCBカードを使っていない人」や「他社ポイントを重視したい人(例:楽天ポイント、三井住友カードのVポイント)」には、他のカード積立のほうが合っているかもしれません。
他社カードとの比較
| クレカ積立サービス | 還元率 | 上限額/月 | 備考 |
|---|---|---|---|
| JCB × SBI証券 | 最大1.0% | 5万円 | 年間最大12,000円相当の還元 |
| 三井住友カード × SBI証券 | 最大5.0% | 5万円 | カードの種類により還元率変動 |
| 楽天カード × 楽天証券 | 0.5%〜1.0% | 5万円 | 楽天ポイント派におすすめ |
三井住友カードのプラチナプリファードを使えば、1年間で最大3万円相当以上の還元も狙えますが、年会費や維持条件のハードルも高めです。JCBカードはゴールドでもコスパよく恩恵を受けられる点が強みと言えます。
まとめ:JCBカード積立は「安定×お得」を両立した選択肢
JCBカードを活用したSBI証券のクレカ積立は、堅実な資産形成を目指す人にぴったりのサービスです。年間12,000円相当のポイント還元は、他の投資商品ではなかなか得られないリターンです。
✅ ポイントまとめ
- 月5万円積立で年間最大12,000円相当ポイント還元
- SBI証券 × JCBゴールド以上のカードで1%還元
- クレカ積立による自動投資で無理なく資産形成
- カードブランドによる制限や注意点もあるため事前確認は必須
📌おすすめアクション
- JCBゴールドカード以上をお持ちの方は、SBI証券でクレカ積立の設定を。
- JCBカードを持っていない方は、年会費無料 or 実質無料のカードからスタートもOK。
- 投資信託のファンドは「信託報酬の低いインデックス型」から始めるのがおすすめ。



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