毎月分配金を得たい人必見】REIT ETFと株式ETFを組み合わせて安定収入をつくる方法
【毎月分配金を得たい人必見】REIT ETFと株式ETFを組み合わせて安定収入をつくる方法
最近、「毎月分配金がほしい」「不労所得を得たい」といった声をよく耳にします。そんな方におすすめなのが、REIT(不動産投資信託)のETFと株式ETFを組み合わせた投資法です。
この記事では、3本のETFを組み合わせるだけで、毎月分配金を得る仕組みを紹介します。初心者の方でも実践しやすく、安定したキャッシュフローづくりに役立ちますので、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ分配金にこだわるのか?
投資で得られる利益には、大きく分けて2つあります。
- キャピタルゲイン(値上がり益)
- インカムゲイン(配当や分配金)
キャピタルゲインは利益が大きくなりやすい反面、相場のタイミングによっては損失を被ることも。一方、インカムゲインは、株価の上下にかかわらず、安定的にお金が入ってくるというメリットがあります。
「働かなくても毎月お金が入ってくる仕組みをつくりたい」
そんな思いがあるなら、インカムゲインを重視した投資スタイルを選ぶべきです。
REITとは?ETFで分散投資が可能に
REITとは「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の略です。商業施設やオフィスビル、マンションなどの不動産を多数保有し、そこから得られる家賃収入などを投資家に分配する仕組みです。
不動産そのものを購入するのは高額でリスクも大きいですが、REITを使えば少額から始めることができ、しかもETFを活用すれば複数の不動産に分散投資できます。
毎月分配金を得るための3つのETF戦略
実は、ETFによって分配金の支払い月が異なっているのをご存じでしょうか?
この性質を活かし、うまくETFを組み合わせることで毎月分配金が入る状態を作ることが可能です。具体的には以下の3本のETFを組み合わせます。
1. 【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
- 分配月:1・4・7・10月
- 信託報酬:0.155%
- 特徴:日本の代表的なREIT銘柄に分散投資
このETFは東証に上場しているREIT全体に連動する商品で、日本全国の不動産市場に幅広く投資できます。
2. 【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数
- 分配月:2・5・8・11月
- 信託報酬:0.155%
- 特徴:こちらも東証REIT指数に連動しており、違う月に分配金が出るのがポイント
REIT ETFは同じ指数に連動していても、運用会社が異なるため分配月も違うケースがあります。この差を活かして分散投資すると、毎月お金が入ってくる仕組みができます。
3. 【2554】NEXT FUNDS 米国投資適格社債1-10年ETF
- 分配月:3・6・9・12月
- 信託報酬:0.14%
- 特徴:REITではありませんが、米国の安定した社債に投資するETF
毎月分配金の仕組みを完成させるために、最後の1本は債券ETFを組み合わせるのが効果的です。こちらは米ドル建てで為替の影響もあるため注意が必要ですが、分配利回りも比較的安定しており、REITとの相性も良好です。
3つのETFを保有するだけで毎月分配が実現!
この3本をそれぞれ均等に保有すると、以下のように分配金が毎月発生します。
| 月 | 分配ETF |
|---|---|
| 1月 | 1343 |
| 2月 | 1488 |
| 3月 | 2554 |
| 4月 | 1343 |
| 5月 | 1488 |
| 6月 | 2554 |
| 7月 | 1343 |
| 8月 | 1488 |
| 9月 | 2554 |
| 10月 | 1343 |
| 11月 | 1488 |
| 12月 | 2554 |
このようにローテーションで分配金を受け取ることができ、実質的に毎月不労所得が手に入る形になります。
注意点とデメリット
もちろん、良いことばかりではありません。いくつかの注意点もあります。
- 分配金は減額される可能性がある
ETFの分配金は必ず固定ではなく、経済状況や利回りによって上下します。 - 信託報酬や売買手数料に注意
長期保有前提なので信託報酬は低めのものを選びましょう。 - 税金がかかる
分配金には約20%の税金がかかります(特定口座で源泉徴収可能)。
まとめ|分散と継続が毎月分配のカギ
毎月分配金を得るには、「どのETFを、どの月に、どのように組み合わせるか」が非常に重要です。今回紹介した3本のETFを使えば、初心者でも比較的低リスクで、毎月のインカムを得る仕組みが作れます。
不労所得を目指している方、毎月少しでもキャッシュフローを増やしたい方にはぴったりの方法です。ぜひ一度、少額からでも試してみてください。



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