投資のやりすぎで疲れてない？株価ばかり気にする生活をやめる方法

投資 2025年7月3日 0 コメント

投資に時間をかけすぎる人が急増中？

投資は人生を豊かにするための手段であって、目的ではありません。
しかし、私自身を含め、多くの人が投資に時間や心を奪われすぎていると感じます。

たとえば、毎日「ヤフーファイナンス」を何度も開いて株価をチェックしていませんか？
投資系のSNSや掲示板をつい何時間も眺めていませんか？
資産管理アプリを開いては、「今日は上がった」「今日は下がった」と一喜一憂していませんか？

私も以前は、毎晩マネーフォワードを更新し、資産額が増えていると嬉しくなり、減っていると不安で眠れないこともありました。
本来、資産は生活をより良くするための手段のはずなのに、逆に生活が資産に支配されてしまっていたのです。

株価を気にしすぎると、日常が壊れる

投資は情報が命、とよく言われます。
しかし、一個人が毎日の細かい株価の上下を追いかけることに、本質的な意味はほとんどありません。

確かに短期トレードやデイトレードを生業にしている人にとっては分単位の情報が重要です。
でも、多くの人は本業が別にあり、投資は長期で資産を育てる手段のはずです。

それなのに、日中もスマホで株価アプリを開き、わずかな下落で気持ちが沈む。
家族との食事中にニュース速報を気にしてしまう。
趣味や運動の時間も、投資情報収集に奪われる…。

こうなると、日常生活のクオリティが著しく低下してしまいます。

ここで、ぜひ覚えておいてほしいのは、株価の一喜一憂に意味はないということです。
一個人が、株価を動かせるわけではありません。
また、日々の細かい値動きよりも、経済や企業の成長の方が長期的には大きな影響を与えるものです。

私が実践している、投資との付き合い方のコツをいくつかご紹介します。

株価を見るのは週に1回だけ、月に1回だけ、と決めるのも効果的です。
私は現在、週末にまとめてポートフォリオをチェックするだけにしています。

そのおかげで平日は仕事や趣味に集中できるようになりました。
そして、株価を見なくなっても、資産運用の結果はそこまで変わらないことに気づきました。

投資にリスクはつきものです。
「株は上がったり下がったりするもの」という事実を頭に叩き込むだけで、気持ちがだいぶ楽になります。

「一時的に下がっても売らない」と自分のルールを決めておくと安心感が違います。

本業や生活が安定していないと、投資どころではありません。
仕事での成長や家族との時間、趣味の充実こそが、結果的に精神的な余裕を生み出し、投資でも冷静に判断できるようになります。

私は趣味のランニングや読書を優先するようになり、気持ちがリセットされ、投資のことばかり考える悪循環から抜け出せました。

投資にハマりすぎると、日常が崩れていきます。
私自身、資産額で一喜一憂し、家族にも暗い顔を見せてしまった時期がありました。

でも今は、**「投資は人生を豊かにするための手段」**と強く意識しています。

毎日の生活を楽しみ、本業を頑張り、趣味に没頭する。
こうした充実感こそが、投資への過度な執着を減らし、結果的に良いパフォーマンスにつながると実感しています。

もしあなたが、投資に時間を取られすぎて疲れているなら、今日から少し距離を置いてみてください。
株価を見ない日を作るだけでも、心がとても軽くなります。

そして、本業や家族、趣味など、自分の人生そのものを豊かにすることにエネルギーを注いでみてください。

投資はあくまでも人生をより良くするための「手段」――
その原点を忘れずに、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。