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初任給30万円の世界

初任給30万円の世界

昨今の物価高騰の中で新卒の初任給が話題になっていますね。新卒で初任給が30万円以上というのが一種の就職の軸となっていくことが今後も増えていくと思います。30万円というと地方だと30代前半から後半にかけて、都心部付近だと20代後半にもらえる金額になります。しかも、先輩に教えてもらいながらのお金になるので最初は、ある意味大変だと思います。

先輩からは、やっかみに近い嫌がらせを受けるかもしれないですし、お金のありがたみをしらないということでお金の使い方がうまくならないこともあります。しかし、今後の日本にとっては非常にいいと感じます。初任給が上がらない時代はもう終わりました。これから3年は初任給はどんどん上昇すると考えています。当たり前に、初年度年収が600万円というのも増えていくと思います。

それに伴って問題も生じてきます。40代から50代の働き盛りの人間をどうするかです。ボリュームゾーンをいかにして年収を上げてやるかが今後の企業の宿命になると思います。もう定年まで近いという中で、今まで低賃金、高負荷労働をやってきた存在をそのままにすると、どうなるのかわからないです。ある意味、ブラックボックス化になっています。切り捨てるのも会社の考え方です。しかし、いままで会社を支えてきたのは、そういう存在です。ないがしろにしてはいけないと思います。

どちらともというバランスは難しいとは思いますが、2割、8割というニッパチの法則などを使いながらうまく調整してほしいです。初任給に8割回して、残りの2割をそこにあてるなどをすると純粋な底上げができます。日々の生活を楽にできますし、将来も明るくなります。初任給の給料に負けないように私も取り組んで行きます。

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