トレーニングで成功体験をつくる
トレーニングに励む日々、本当にお疲れ様です。今日は、トレーニングを行う目的を再確認しながら、そのプロセスを楽しむことに焦点を当ててみましょう。私自身、約7年の歳月をかけて95キロから現在の59キロへと体重を減らす旅をしてきました。ダイエットの開始からリバウンド、そして再び減量へと、体重の変遷はまさに一筋縄ではいかない闘いでした。
最も苦労したのは間違いなく最初の段階です。体は思うように動かず、計画通りに進まないこともしばしば。しかし、減量が始まると体重は一気に落ち始め、その数字の変化が目に見えて楽しくなります。この楽しさは、自分の趣味に没頭する際にも欠かせない要素です。
では、トレーニングをただの義務から、楽しみに変えるためにはどうすればいいのでしょうか。その秘訣を、これからお話ししていきたいと思います。トレーニングを楽しむことは、単に体を動かすこと以上の意味を持ちます。それは自己成長への投資であり、日々の生活に活力をもたらす源泉なのです。私たちの体は、動かすことでしか答えを教えてくれません。だからこそ、トレーニングはただの運動ではなく、自己と向き合う時間なのです。そして、その過程で得られる喜びは、数字では計り知れない価値があるのです。さあ、一緒にトレーニングを楽しむ旅を始めましょう。
趣味を辛いから楽しいに変える
体を鍛える理由は人それぞれ。強くなるためか、もてたいからか、理由は様々です。私の場合、太り気味の体型がコンプレックスでした。他人の評価も気にせず、自信を持てずにいた数年間。でも家族の支えがあって、セルフコントロールを学び、強く健康な体を手に入れることができました。食事制限は最初は辛かったけれど、甘い誘惑に負けそうになった時もありました。それでも、痩せるための初心を思い出し、普通の食事を避けて頑張りました。その苦労が今の自分を作り上げたと確信しています。
苦労がなければ良いとは限りません。過去の経験があるからこそ、今の自分が形成されています。正直なところ、過去の自分を完全に否定する気にはなれません。しかし、太っていた時期の自分が何を成し遂げたのかと問われれば、答えは曖昧です。何かを成し遂げたいと思いつつも、行動に移せなかった典型的な例で、成功しなかった可能性が高いと思います。
成功体験を今からでも作る
人生において成功体験を積むことは、自信を育て、挑戦する勇気を与えるために不可欠です。多くの若者が、ゆとり教育の影響で競争に敗れる経験をせず、挑戦する機会に恵まれないという現状があります。かつてひろゆきさんが流行らせた「無能」という言葉は、自信のない若者や何も成し遂げていない人々にとって、特に心に響くものでした。
しかし、このような言葉が未来を担う若者にとって本当に適切なのかは疑問です。エンターテイメントとしては面白く、受け入れることができる人にとっては良いかもしれませんが、真に受けてしまう人は少ないでしょう。
成功体験は、自己実現のために非常に重要です。若い時に成功体験を積むことで、それを達成するための努力をするようになります。成功体験がなければ、挑戦することは難しいです。
挫折もまた、成長の一部です。挑戦し、何かしらの結果を出すことで、それが成功体験として自分自身に刻まれ、明日への一歩となります。