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ラットレースという言葉は

ラットレースという言葉は

どんだけ仕事をしていても少しも楽にならない現象をビジネス本ではラットレースにいると表現されています。ラットレースとは、ネズミが円状の筒を回して、遊んでいる様子からつけられたそうです。人間もそれをぐるぐると回しながら生活しているんじゃないかということで一時期話題になりました。わかりやすく言葉にしますと、給与が入っていても、すべて生活費、または消費に消えるため、預貯金や資産に変えることができずに、また働かなくてはいけない状態のことを言います。

ラットレースの何が悪いかというと、働きづめであり生活の質を上げる、または余裕ができないという面にあると感じています。ずっと働いているのに生活が楽にならないのは、精神的にも、肉体的にもつらい状況です。給料日が来て、もうあと数万円しか残っていないという風になると、休めなくなりますし、また来月も働かなければなりません。これが働き方の悪い点です。

上記は仕事が辛いという前提に立っていることがあります。仕事=つらい。逆に仕事が辛くないのであればどんどん使っていいわけです。預金や有り金をすべて使い切る生活をした方が生活満足度は高く、生涯現役という風に考えればお金を残す意味もないかもしれません。稼ぎが多い方はこちらのイメージが多い気がします。安心=実力ととらえているため、最後は実力で稼ぐという医師も見て取れます。

しかし、私たちの多くは、仕事=つらい。ということに結びついている場合が多いと思います。上司が理不尽だとか、会社がダメと思っている方も、多いと思います。それで収入から一部を投資に回してある一定度の配当金や利息を得、それを収入の一部に組み込むことで現在を楽にし、将来も安泰を目指すことができます。収入の柱を増やすこともでき、サラリーマン以外の考え方も得ることができます。

少しづつ、ラットレースを抜けるような取り組みを行い、仕事だけではなく、趣味代にしたり、旅行で知見を広げることもできると思います。仕事だけではないので、幅広いことを勉強し、それを落とし込んで人生の色をあでやかにしていきましょう。その方が、視野も広がり、楽しく生きれます。ぜひ、コツコツと今あること以外に挑戦してみてください。

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