いい本を一冊読み切るとアドレナリンが出る
本を一冊読破すると、読み終わった後にやり切った感が出ます。これは幸せ物質のセロトニンやアドレナリンといった運動後に出る物質とよく似ています。今回読み切った本は、「傲慢と善良」です。映画化された本でもあります。辻村深月さんの大著作であるこの書は、恋愛物語です。ネタバレすると危ないので、一冊読んでほしいとは思いますが、やり切ったというまでわかるいい本になります。
ビジネス本とは違い、感情の起伏や感情の揺れなどが主人公たちの背景などを想像すると心が揺さぶられ自分でもいいなという感情が沸き立ちます。小説のいいところは他人の人生を俯瞰して読むことができるし、自分を入れて感情移入もできるところだと思っています。特に、この「傲慢と善良」は結婚をテーマとしている本でもあるので自分と重ねてしまってあーそうだよねとか自分一人しかいないのに独り言というぐらい楽しめました。
しかも、これは活字で読んだのではなくてオーディブルで聞きながら読みとおしたので耳で実際に起こっているのかを想像しながら聞いていたのでさらに躍動感があり感動になりました。これは、活字だとなかなかできなかったとおもいます。躍動感は本でも、人生でも大事ですが、教養という面でも改めて小説はいいと感じることができたのが、今回の収穫になります。本屋でも人気の作品でもあったので時間をかけてもいいから聴こうと思って2日で聞き終えました。
これからのいい本であったり、情報収集して自分の価値観を高めようと思います。



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