永遠のゼロ前半を読んで
今回は本の紹介になります。定期的に本の紹介になりますが、題名が「永遠のゼロ」になります。映画も公開されたほど大人気な小説になります。手に取った理由は、戦争の歴史を教養として知りたかったからです。
まじめに読んでいると、戦争の苛烈さとその時代の背景である情景も浮かんできます。この本の主人公は零戦操縦士の宮部久蔵です。妻のため、子供のために一生懸命に生きるためのストーリーになります。
普通は、死ぬことが名誉の時代に「生きる」がどんだけ異常だったか、この本をよんで改めて知ることができました。まだ250ページ半分しか読んでいないのですが、感動と戦操は繰り返してはいけないことなんだなと実感させられました。また、成功と失敗は紙一重だなと思います。どれだけあと少しで戦士が生き残ったのかを考えると帝国大本営と首脳陣がどれだけ無能だったのかを思い知らされることもあります。
一番、この本を見て思ったのが、判断ミスが多いことです。日本軍の戦略というのは、早めに攻撃し、アメリカを下すということでした。南雲艦隊もあと少し攻撃すれば勝てるのになぜ攻撃しない。なぜ魚雷から、飛行艇にスイッチして、それをまた、飛行艇から魚雷にスイッチするという半端な無能ぶり・・・
あきれました。やはり判断を下すための能力がなかったと思います。いかに優れていようとこの人たちは、その器はなかったのかなと思います。私も判断をミスする場合は、こういうことがあるのかなと思います。命取りと思いながらこれからも仕事をしていきたいと思います。
最後まで、読んでみて総括していきますので今しばらくお待ちください。